2007年1月1日月曜日

どんどこ池に防鳥ネット

新年明けましておめでとうございます。

昨年の正月休み中にどんどこ池のカワムツ、クチボソなどの淡水魚がコサギに半分以上食べられショックを受けました。あれから1年、どんどこ池では、生き残り組の淡水魚が7〜8匹、大きく成長しています。どんどこ池の水深が深く、大量の淡水魚が成育しておれば、子供たちの自然観察にコサギの飛来は大歓迎ですが、淡水魚が絶滅しては大変ですので、同じ轍は踏まないようにと、年末の25日から、防鳥ネットでどんどこ池の一部を覆いました。コサギの飛来の心配がなくなる春先まで、少々見苦しいですが覆いをしたままにします。

どんどこ池も、そろそろ建設後3シーズン目に入ります。メダカ、トンボのヤゴなど水生動物は再生しているようで、水生植物のウリカワも一時アメリカザリガニにやられ絶滅状態でしたが、皆さんのザリガニ捕獲作戦の奏功からどうにか絶滅は回避したようです。これから暫くどんどこ池も冬篭りに入ります。小さなどんどこ池が大きく成長し、西東京市の自然保護のシンボル的存在に育つよう祈念しています。また、今年5月にレイチェル・カーソンの生誕100年を迎えます。カーソンの著した「センスオブワンダー」に書かれている様に、子供たちの感性を磨くために園庭の自然環境整備にも力を入れていきたいと思います。。

昨年1年間、園庭の環境整備にご協力を頂きありがとうございました。今年もよろしくお願いします。写真は、「どんどこ池を覆った防鳥ネット」と「協力を呼び掛ける玄関脇に貼られたポスター」。(大森)

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